【アオナツライン】感想レビュー|等身大の青春ストーリー。こんな夏は、もう二度とこない。

どうも、arcaです。

今年もベストエロゲソング2019が公開されました。
ヒロ様お疲れ様です。毎年ありがとうございます!)

ベストエロゲソング 2019

昨年は名曲揃いの1年でしたが、その中で琴線に刺さった1曲が。

Blue, Summertime Blue.

耳から離れない優しいメロディーと歌声が永遠に聞いていられます。

そして、決意しました。

『アオナツラインやります!』

長短がはっきりしていて、惜しい作品だなーとも思いましたが、
尖った部分が心に刺さり、楽しくプレイさせていただきました!

前置きが長くなりましたが、

今回は2019年3月発売の戯画新作『アオナツライン』の感想レビューです。

※18禁の内容を含む可能性がございます。
※若干のネタバレがございます。ご注意ください。
※感想、評価はarca個人の主観となります。

作品概要

作品名:アオナツライン
ブランド:戯画

発売日:2019年3月29日
価格:8,800円(税抜)
ジャンル:シネマチック学園恋愛アドベンチャー

キャスト:小鳥居夕花/実羽ゆうき/夏和小/安東朝夜
企画:戯画/大地こねこ
原画・キャラクターデザイン:うみこ
シナリオ:大地こねこ/冬野どんぶく

背景美術:藤田/わいっしゅ/PINE JAM
音楽:えびかれー伯爵
デザインワーク:shotaro ichinose
ムービー:Syamo
ディレクター:大地こねこ/ハルP(NEXD)

点数

設定 13 /15

シナリオ 8 /20

キャラクター 18 /30

CG 10 /10

音楽 10 /10

演出 3 /5

エッチシーン 5 /5

システム 5 /5

総合 72 /100 (評価:B

ストーリー

「夏休み、何する?」と日々相談している、
平凡な男子学生「及川達観」、元気な幼なじみ「向坂海希」
ニヒルな悪友「榊千尋」の仲良しグループの3人。

そこに、小さなきっかけから、
共学校に憧れ転校してきた、まっすぐすぎるお嬢様「仲手川結」
学園デビューに失敗したイマドキ下級生「椎野ことね」が仲間に入ってくる。

5人の仲良し(?)グループによる、
人生で一度きりの、甘くせつない夏休み計画が始まる。

レビュー

【設定】

「等身大」の青春ストーリーと銘打っている通り、
あ~そこはそう思うよね~とか、あ~そのすれ違いは~~とか、

キャラクターの交錯する想いにハラハラドキドキさせられながらも、
最後はプレイしてよかったと思わされる満足いく物語でした!

3人の友達関係が、小さなきっかけで5人となり、変わっていく。
目いっぱい楽しめる高校2年の夏を舞台にしているのもかなりポイント高かったですね。

友情、恋心、期待、不安、様々な感情をぶつけ合い、成長していく彼、彼女たちは必見です!

【CG】

この作品最大の魅力だと思っております!

「夏の彼女たち」が、まるでそこにいるかのように描かれており、
どの立ち絵、CGも完成度が非常に高かったです

青い海、空、浴衣……夏っていいですよね。
自分もこんな青春を送りたかった…(遠い目

個人的にこのCGの良さも相まって、本作品はシナリオゲーであり、
キャラゲーでもあると思っています。

【音楽】

なななんとボーカルソング5曲も用意されているという神仕様!
そして、その一曲一曲のクオリティが神がかっています!

さすがのえびかれー伯爵様……一生ついていきます…!

もちろん、メロディーもよいのですが、歌詞がストーリーとリンクしていて、クリア後に聞くとより一層ノスタルジーを感じます

個人的には、

グランドエンディングテーマ「Blue, Summertime Blue.」が一番。二番は結√の「結び目」です。

(結び目は結√のエンディングが心に残ったのもあります。)

アオナツライン ED「Blue, Summertime Blue.」歌:紫咲ほたる
アオナツライン 插曲「結び目」歌:仲手川 結(CV:実羽ゆうき)

【その他一言】

・シナリオ

全体的に1ルート1ルートが短め。海希√が最強ですが、結√も個人的に大好きです
攻略推奨順はことね→結→海希

・キャラクター

女性キャラクターは文句なしの100点満点です。
ここまで等身大の姿で可愛く映るのはキャラクターデザインとシナリオの腕の良さでしょう

逆に、達観のネガティブさがストレスになることも多々あったので、そこは-ポイントです。
(まぁ、カッコいい親友、恋心を抱く少女、そして自分の3人組だと卑下したくなるのは普通ですが…そこも等身大ということですね…)

このセリフにはそれなって100回くらいツッコミました笑

・エッチシーン

個人的には大満足の民でした。いや、ほんとにヒロインがえr…可愛いんですよ。

こうね。グッとくる台詞が多いんですよ、えぇ。
大変大変グッとくるんですよ(大事なことなので2回

特にことねちゃんがね。大変大変好みなんですよ(顔とか性格とか)

※「18禁ブログやし、ええやろ」と開き直ってお届けしております※

はぁ~~~~~優勝でした(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌

【各ルート一言】

■椎野ことね

とにかくことねが可愛かったです!
最後のオーディションでの回答に、ことねの成長が感じられて、すごく良かったです。

えーっと、まずは無難な質問だけど、この世界を志した理由は?

……誰かを笑顔にしたかったからです。
私が、大事な人たちのおかげで、笑えるようになったように。

では、……大勢の人に影響を与えられる人物を目指すうえで、一番伝えたいことは何ですか?

ありのままで、いいっていうことです

『背伸び』を続けて無理がたたった最初のころとは大違いです

あと、繰り返しになりますが、めちゃくちゃ好みでした!

■仲手川結

個人的には、一番よくできていた√だと思っています!

お嬢様学園から自分の意志で飛び出し、転校してきた少女。
彼女がきっかけで『アオナツライン』が始まったといっても過言ではありません。

点と点が線になる。

『線』『レール』というキーワードがお嬢様ゆえ、グッとくるものがありました。ちなみに、声がすごくタイプです。マジで癒されます。

■向坂海希

この作品のラスボスです。

三人はいつまでも同じ関係ではいられない。
長い付き合いだからこそ、言えない事、すれ違う事がある。

このもやもや感、ドキドキを等身大に表現した素晴らしいルートでした!

三人が二人になるシーンは思わずうるっときましたね…

最後に……

戯画作品は実は3年ぶりのプレイ。
そして、なぜか『君の瞳にヒットミー』や『甘えかたは彼女なりに。』というキャラゲーしかやっていない体たらく(早くバルドやれ←

とはいえ、戯画のキャラクターは本当にかわいいので、外れが無いな~と改めて思わされました(*‘ω‘ *)

「青春物語」「ラブコメ」を楽しみたい方は、まず外さないと思いますので、是非プレイしてみてください!

では、今回はこの辺で。
次の作品でお会いしましょう!

公式サイト↓↓

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